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1: リビアヤマネコ(WiMAX) 2013/06/26(水) 00:49:14.42 ID:JrOMzqJK0 BE:2497740757-PLT(12001) ポイント特典
業界に風穴を開ける「チェコ帰りの日本人」

日本のクリエイターたちは随分と疲れている。制作費の単価下落に歯止めがきかない。つまり質より量を求められる。「魅せる」より「こなす」ことに終始する。だから肉体的にも精神的にも追い詰められる。

(中略)

彼は学生時代にCG作品で映像コンテストのグランプリを受賞し、主催したテレビ局、それも東京のキー局へ鳴り物入りで入社した。経歴は誰の目にも華やかに映る。しかし問題はその先にあった。企業の壁がもたらす閉塞感である。

「当時は自分のなかにCG制作を外注するという発想がなかったんです。得意不得意に関係なく、参考資料を漁って、ロゴのデザインやアニメーションを自己完結でつくろうとした。昨日はシリアスなものを、今日はキュートなものを……といった具合に」

しかもテレビの消費サイクルは短い。放送が背負う宿命だ。つくったものは流れ、流れたものは用済みになる。

「とにかく時間がかけられない。短いと3〜4日、長くても数週間。クオリティは頭打ちになる。次第に自分のなかでいつも何かの劣化コピーをつくっているという感覚がだんだん強くなる。その生活が続くと、どうしても不安を感じますよね」

(中略)

理想的な響きだ。あくまで理屈のうえでは。しかし現実は厳しい。国内のプロジェクトを海外のディレクターで消化すれば利益は手元に残らない。日本人ディレクターが競争を勝ち抜き、主体的にプロジェクトを担うことが必要だ。つまり国際基準での比較に晒されるプレッシャーは、スタッフ一人ひとりに重くのしかかってくる。

ところがイアリン・ジャパンのオフィスに重苦しいムードはない。日本人のクリエイティヴは素晴らしい。クオリティは高い。自信をもて。楽しめ。笠島の檄がスタッフを鼓舞し、支えているからだ。彼は断言する。日本人に不足しているのは才能ではなく「チャンス」のほうだと。

「映像コンテストの受賞者は毎年のように現れる。みんな優秀です。輝くものがある。でも就職してしばらくすると、なぜか“歯車”になってしまう。一方、海外にはピカピカしたものを伸ばす仕組みがあって競争はあるけれど幸福に暮らしている。

http://wired.jp/2013/06/25/hack-your-creativity/


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